健康な体でいるための予防

重視している『転倒しない身体づくり』

様々な定義がある中で、健康を意識していくときには、やはり日常生活での動きが重要視されると思います。特に高齢になると、筋力低下やバランス能力低下などの運動能力が低下し、転倒しやすくなります。怖いのは、転倒による骨折。高齢者の転倒により、「大腿骨頸部骨折」、「胸腰椎圧迫骨折」、「上腕骨近位骨折」、「橈骨遠位端骨折」が好発してしまいます。上腕骨近位骨折や橈骨遠位端骨折は、腕の骨折なので運動機能に大きな支障は来しませんが、大腿骨頸部骨折や胸腰椎圧迫骨折は更なるバランス能力低下や筋力低下を招いてしまいます。

骨折すると運動能力がワンランク下がる」とよく言われる理由は、元々杖も使わずに歩けていた方が、骨折すると杖を使わないと歩けなくなり、元々杖を使用して歩いていた方は、歩行器を使用しないと歩けなくなるということです。このように骨折を転機に運動能力は大きく低下してしまい、日常生活に大きなハンディキャップを強いられてしまいます。杖を使用するということは、片手が封じられることを意味し、普段、両手を駆使して生活しているルーティーンに大きな支障をきたします。買い物から帰ってきたら、左手で買い物袋を持ち、右手で鍵を開ける。このような何気ない動作も、杖を持っていることでスムーズに行えなくなる可能性があります。

杖を使わないと歩けない状態を10年先延ばしにする。歩行器を使わないと歩けない状態を20年先延ばしにする。これを実現するには、今からの「転倒しない身体づくり」が非常に重要となります。「転倒しない身体づくり」はお客様の転倒リスクを減らし、人生100年、自分の足で歩き続けることを目標にしています。

また、転倒しない身体づくりによって得られるメリットは、転倒リスク軽減の他にも2つあります。

効果① 転倒リスクの軽減  効果② 筋肉貯金  効果③ 認知症予防

高齢になると自然に筋力やバランス能力が低下します。100歳になっても筋力運動によって筋力は上がりますが、それでも若い方よりも筋力はつきにくいです。そのため、より年齢が若い内に筋肉貯金を行うことで、年齢を重ねて筋力が低下しても、必要な筋力量が保つことできます。今が人生で一番若い日ですので、残りの人生で今が一番筋肉が付きやすい日です。そのため、今からの「転倒しない身体づくり」が必要となってきます。

最後に、転倒しない身体づくりは認知症予防にも効果があります。転倒してしまう方の特徴として、「今この動きをしたら転けてしまう」という状況判断力の低下が挙げられます。認知症の方は、この判断能力が低下するため、歩行能力が低下すると言われています。転倒しない身体づくりは、「どうしたら転倒せずに済むのか」という脳を鍛える運動でもあります。

PRICE ANNOUNCE~料金一覧~

痛み・不調改善コース(40分)
6,000円(税込)
痛み・不調改善コース(60分)
8,000円(税込)
【回数券(4回)】痛み・不調改善コース(40分)
20,000円(税込)
【回数券(4回)】痛み・不調改善コース(60分)
28,000円(税込)