手首の痛みや不調

手首の痛みや不調が起きる原因

小指側の手首の痛みには三角線維軟骨(TFCC)損傷と尺側手根伸筋腱損傷があります。これらは、腕の筋肉バランス不良や関節の硬さなどがある方に発症しやすく、前腕をくるくる回す動作(テニス・パチンコなど)や手を床に着く動作(体操競技・床の雑巾掛けなど)を繰り返すことで生じやすくなります。このような筋肉バランス不良や関節の硬さは、筋膜の異常な硬さによって生じていることが多いです。筋膜は骨や筋肉・神経を包み込んでおり、筋膜が硬くなると筋力低下や筋肉の柔軟性低下・関節の柔軟性低下・痛みを発生させてしまいます。

当店での施術対応

当店では手首の痛みや不調に対して、まずは筋膜調整を行い、筋肉バランスや筋力・柔軟性・痛みの改善を図ります。筋膜を整えることだけでも痛みや不調が改善することが多いです。筋膜調整後は、足りない筋力や柔軟性改善のためのエクササイズ・生活指導・身体の使い方などを行い、手首に痛みや不調を引き起こしている原因に対してアプローチします。

腱鞘炎について

腱鞘炎は、主に手首の親指側で発症する事が多いです。腱鞘は筋肉の腱を保護して動きをサポートしてくれる役割を担っています。トンネル状の腱鞘の中を筋肉の腱が通過しているような構造をしています。(図1)

※図1

力を入れたり筋肉が伸ばされると、腱鞘の中で筋肉の腱がスライドするように動きます。この動きを腱鞘が円滑に動くようサポートしてくれます。しかし、腱のスライドの動きが何らかの影響でスムーズに行われず、腱と腱鞘が摩擦するストレスがかかる事で、炎症が起こり腱鞘炎へとつながります。

筋膜はこの腱鞘とも繋がりがあります。筋膜が硬くなると、筋膜に引っ張られるようにして、腱鞘(トンネル)の入り口が狭くなる負荷を受けます。入り口が狭い中で腱が動くと、摩擦刺激が加わり炎症に繋がります。

 

腱鞘炎に対しての施術

当店では腱鞘炎に対してまずは筋膜調整を行い、筋肉バランスや筋力・柔軟性・痛みの改善を図ります。腱鞘炎になったばかりで炎症が強い急性期の場合、直接的に患部は触らず、患部から離れた部位【肘や肩など】を調整する事で手首への負担を軽減させていきます。筋膜調整後は、足りない筋力や柔軟性改善のためのエクササイズ・生活指導・身体の使い方などを行い、手首に痛みや不調を引き起こしている原因に対してアプローチします。

PRICE ANNOUNCE~料金一覧~

痛み・不調改善コース(40分)
6,000円(税込)
痛み・不調改善コース(60分)
8,000円(税込)
【回数券(4回)】痛み・不調改善コース(40分)
20,000円(税込)
【回数券(4回)】痛み・不調改善コース(60分)
28,000円(税込)