正しい身体の動かし方の概念とは


私たちが言う正しい身体の動かし方とは「身体の特定の部位ばかりに負担がかからない動かし方」です。
例えば腰痛を持っている方は、腰に負担がかかる体の使い方をしています。

 

腰痛の方の正しい体の使い方
画像のように腰ばかりを曲げて動作を行うのはNGです。股関節を柔軟に使う事で、腰へ集中した負荷を軽減させます。腰にかかる負担を他の部分へ分散させ、全身を上手に使用して動かすことが大切になります。

 

正しく動かすにはどんなことに気をつけないといけないか


正しい身体の使い方ができない方は、身体に起こっている何らかの要因によってそうせざるを得ない状態にあると言えます。「意識したら正しい動かし方ができる」はまだまだ未完成です。痛みも不調もない健康な方が、前にかがむたびに「腰に負担をかけずにしなきゃ」とは考えていないはずです。無意識で自然とできているものなのです。

「意識してもできない」⇨「意識したらできる」⇨「無意識でもできる」

この経路を辿るのが「正しい身体の使い方」の獲得プロセスです。本来、正しい身体の動かし方は既に身体にプログラミングされていて、無意識でもできるものです。

上の図は、腰に負担がかかる使い方の例です。こうせざるを得ない原因が身体にあると考えられます。

◎股関節が固い事で腰が代わりに動きすぎる
◎体幹の筋肉が弱い事で腰が不安定に動く

上記の場合、股関節の硬さや、体幹の弱さが正しい体の使い方を邪魔する原因として考えられます。こういった原因を、筋膜施術やエクササイズにて、生活習慣から取り払うことで「無意識」でも正しく身体を扱えることができます。

当店ではお客様にセルフケアをご提供させていただいております。セルフケアを日常的に行うことで、正しい身体の使い方を獲得できるようになります。しかしセルフケアを怠ると、痛みや不調の解決につながらない場合があります。セルフケアを「歯を磨くこと」と同程度の位置づけで行うことが必要です。

正しい身体の動かし方を知ることでどんな結果が起きるのか


お客様が「自分で痛みを和らげることができる」が私たちが目指す完治です。その完治に至るまでのプロセスに「正しい身体の動かし方を知る」が存在します痛みや不調が現れた時、一度自分の身体の動かし方を確認することで、痛みの原因を自分で気づくことができます。その後は、これまで行ってきたセルフケアを行うことで痛みに対応できるようになります。それでもどうにもならない場合は、重症度が高くなっているか他に新たな原因がある可能性が考えられます。また、急性疼痛の可能性もありますので、無理をせず当店の無料カウンセリングサービスをご利用ください。